ASUS の C434TA-AI0084 を買ったのでレビュー
chromeOS
- 起動もアプリの動作も全体的に速くてとても良い
- smartlockが失敗する時がある
- 解除がちょっと遅い10秒くらい待たされる
- chromeの複数ユーザー機能が使えない
- 多重ログイン機能はあるけどちょっと微妙
- 別ユーザーへスイッチする場合はsmartlockで解除できない
- 別ユーザー側のAndroidアプリ、Linux環境は使えない(chromeだけ)
- 後述のLinux環境でchromium入れてそこでアカウント切り替えする手もある
- 同時にログインできないだけなので、別ユーザを追加してスイッチすることは可能
- 多重ログイン機能はあるけどちょっと微妙
ディスプレイ
- タブレットには少し重い
- 解像度は 2194x1234 ~ 1182x665の範囲で調整可能
- 起動毎にバックライトの明るさがリセットされてしまう(音量は記憶してるのに。。。)
- グレア液晶は問題なし綺麗
テザリング
- Moto E5 とbluetoothでのテザリングが出来なかった
- とりあえずUSBテザリングは刺すだけで使えたので良しとしてます
キーボード
- Deleteキーが無いけど、Alt + Backspaceで問題なし
- かな/英語キーと, 半角全角切り替えキーがあるのでMac派でもWindows派でも大丈夫かも
キーボードのバックライトは消せない←Alt + 明るさキーで消せました
Androidアプリ
- ほとんどのアプリは問題なかった
- 大画面でAndroidアプリ使うのは割と快適(例 tumblr)
- Android版Excelでとりあえず見るのはOKそう
- タウンWifiみたいなWifiを制御するアプリは上手く動かないかもしれない(要検証)
- パズドラは動かない
Linux環境
OS
- Debian9なのでDebian10にアップデートされるのを期待
- 使い始めるのはすごく簡単、設定から有効ボタンを押すだけ
- 丸ごとLinux環境バックアップ機能あり
- バックアップは丸ごとtarで固めて1ファイルにしてくれるのでハンドリングはしやすい
- USB共有機能あり
- /opt/google/cros-containers/bin/.. というプロセスが動いてる以外は普通のLinux, systemdも問題なし
ファイル共有
- 右クリックから簡単に共有可能
- Linux環境側では/mnt/chromeos に現れる
- /mnt/chromeos以下はパーミッションやownerが狂わないように制限されてるのでトラブルになることは無いと思う
- デフォルトでファイルアプリを使ってchromeOS側からLinux側のhomeディレクトリは自由に読み書き可能
- なので共有ファイル追加しなくても特段問題なし
ネットワーク
- こんなスクリプト だと chromeOS側から 127.0.0.1:3000 にアクセスできる
- でも、なぜかDockerで
docker run -p 3000:80 nginx
とかやって 127.0.0.1:3000 にアクセスできない不思議 - 自分のIPを調べて http://100.115.92.202:3000 とかではアクセスできる
- Linux内のchromiumからなら 127.0.0.1:3000 でアクセス可能なのでとりあえず問題ないかと
- 要調査
- でも、なぜかDockerで
- 多分、下図のような構成になってる
GUIアプリ
- サウンド周りは完璧
apt install mpv
しただけで使えるようになる - 動画も再生可能
- 日本語入力はchromeOS側から出来ないが、fcitx-mozc等でLinux側に入れれば問題なく使える
- Linuxアプリもそのままシェルフに固定できるので便利(↓はthunderbirdを固定したスクリーンショット)
- Linuxアプリの thunderbirdからURLクリックで内部のchromiumnが起動してしまうが、クリップボードは共有なのでURLコピーでchromeに張り付けている
- vim なら “+ レジスタに保存すればOK
まとめ
最高でした
X11のアプリがなんの設定もなしに普通に動くことに感動しました
今のところLinux環境で開発してる人にとって一番有力な選択肢なんじゃないかと思ってしまいました
あと起動が早くて、動作が軽いとPCを開けるハードル下がりますね
気軽に使えるようになったと思います
メモリが8Gくらいの物しかないけど、自分の用途では十分でした
値段も安いし、今後はchromebook買おうかな・・・
しばらくはMacbook airからこちらに移行して使ってみます