BCCヘッダは転送しないで、MTA側で消されるというのは有名な話だけど
実際どんな感じなのか
まずメーラーでBCCを指定して送ったとする
この時BCCヘッダはどのタイミングで消えるか?という問題
MUA(thunderbird等) -> 送信側MTA(postfix等) -> 受信側MTA(postfix等)
thunderbird
まずthunderbirdからBCCで送信した場合はそもそもBccヘッダはつけない(Icedove/45.6.0で検証)
envelope toには存在するがそもそもBccヘッダなんてものを書かない
postfix
postfixもデフォルトではBccヘッダは落とすようになっている
しかしこの設定を変更すればBccヘッダを落とさないでそのまま配送される
message_drop_headers = bcc, content-length, resent-bcc, return-path
まとめ
本来見られちゃいけないヘッダをMTAに渡して、多分消してくれるだろうと期待するのはあまりよくないと思う
具体的にはBccヘッダまで綺麗に書いて sendmail -t
で送るよりはちゃんとenvelope to を指定して送った方が安全度高い
要するにthunderbirdみたいに送るべき